グリップの握りは小指で支えて安定させて打つ、と昔から言われています。 でも、前に知り合った強豪のコーチは違うことを言っていて、親指と人差し指で握ると教えていました。 こちらのほうがグリップの変化をさせやすく、カットをかけるときなどの多彩さが…
最近はわざと打ち損なう技術を試しています。運が良ければうまく行く程度の技術ですが、色々な視点が増えてきたので共有します。 打ち損ないについて シャトルを打ち損なうということは基本的には力を発揮しながら、それをシャトルに伝えない技術です。 つま…
シンプルな原則として、練習は大きく入って小さくしていくというものがあります。 初心者が最初からフェイントのような小さな動きで打つことは難しく、最初は大きく打てるようになってその後小さくしていくと思います。 この原則は初心者を超えても同じだと…
たまたまRedditを見ていると、「あなたの想像する独自のプレースタイルは何?」というスレが上がっていました。 www.reddit.com 悲しいことに大体のスタイルと当たったことがあるので、面白そうなものに色々補足します。 クロス中心の選手 中学生で全国だっ…
打点 コントロールに関する問題は基本的には打点の問題です。 前でヒットすればスマッシュ、後ろでヒットすればクリアになります。 打点が左側にずれれば左側に飛んでいきますし、遅れると逆に飛んでいきます。 なので、基本的には同じスイングをしている限…
野球ではすべての基本はストレートです。ストレートを見せてそこから、変化をつけていくというのが基本です。 同じ理由でバドミントンの基本はスマッシュだと思います。 これはいくつか理由があって、スマッシュを打つ振りして、クリア、カットは打てますが…
最近、シャトルをすぐに交換したがる選手を多く見るようになりました。 それはなぜかなと考えた時にシャトルをコントロールしにくいからかなと思います。 それで思い出すのが学校の先輩のプレーです。先輩は飛ぶシャトルを使って相手にバックアウトを打たせ…
最近よく年齢が倍以上の相手と組みながら戦うことが多いです(クリアがコートの奥まで飛ばないレベル)。 これがなかなか難しく、普通にやればシャトルにほとんど触らずに終わることが多いので色々考えています。 シングルスや強い相手とやるダブルスと比べ…
何回も書いているような気はしますが、改めて。 フットワークの動きというのは、足を出す、逆の脚を寄せる、足を出すの繰り返しです。 足を入れ替える場合もありますし、そのままサイドステップのように継いでいくこともありますが、出す、寄せるの流れはそ…
バドミントンをやっていると体の正面で打てということをよく言われると思います。 なぜかというと、正面のほうが打てるストロークの数が多いこと、軸が安定することといったメリットがあるからです。 ですが、最近のバドミントンは女子も含めて体の横で打っ…
前に教えていた選手は持っている技が多かったです。ネット前のフェイントが5種類ぐらい、カットも切り方で5種類ぐらい、レシーブも打ち方を何個も持っていました。 どれもそれなりに切れていて、ここらへんが使えればレシーブするのは難しいだろうと思うぐら…
フェイントにはいくつか種類があります。 基本的な技術は遅らせて打つというものです。 わざと振り遅れることでクロスに流すものや、広義ではカットも振り遅れに近い技術です。 振り遅れることで想像の逆にシャトルが飛んだり、タイミングを外されやすいです…
これについては研究中なところがありますが、今のところの結論について。 サービスを打つときの打点の決め方ですが、次に来たストロークに一番反応しやすいところにしています。 もちろん、戦術的には上げたほうがいいです。なのですが、自分の今の構えだと…
ストレッチは今でも結構やりますし、体幹トレーニングもやります。 そのなかで考えているテーマはいくつかありますが、一番は粘土のように練るということを意識しています。 腰であれば、回旋、前後の折り曲げ、左右の方向けという3つの動きができます。 な…
ダブルスで先日強い相手と当たって、ほとんど相手にならずに負けました。 なんでだろうと考えていたのですが、シンプルな話で相手がとにかく前で触るからです。 こちらがサービスを打つときは十字ラインのギリギリで構えて、かなり早く前に突っ込んで上で触…
オーストラリアオープンを見たり、最近強豪校の選手だった相手と試合をしたりして感じたのは、高速な打ち方が流行っているなということです。 特にダブルスはそれが顕著です。 高速な打ち方というのは次のポイントを満たします。 打点を前にとり、できる限り…
インタラクションという言葉に覚えがない方もおられると思いますが、インタラクションというのは相互作用という意味です。 スマホがわかりやすいですが、ボタンをタップしようとすると色が変わったり、画面が遷移すれば移動するようなトランジションやアニメ…
最近トレーニングの体系を見直しているので、その整理をしています。 凄い昔の分類は確か、 体力トレーニング メンタルトレーニング バドミントンのトレーニング(技術トレーニング) のような分け方をしていたような気がしています。 最近だと、 立ってする…
シャトルを打つときは基本的にシャトルの軌道上にラケットを出して、そのまま打つことが多いと思います。 基本的にはそれでいいのですが、例外のショットがあります。 それは垂直に落ちるストロークです。 1つはネットで、ネットからきれいに打たれたヘアピ…
ポジショニングを考える場合に大事なことは落下点で考えないことです。 シングルスがわかりやすいですが、ストレート側とクロス側を均等に結んだ場所に構える選手がいます。 これをしてしまうと、だいぶクロス側によることになります。 そうすると、ストレー…
ダブルスでこちらがトップアンドバック、相手側がサイドバイサイドになった時の陣形が嫌いでした。 スマッシュを打ってロングレシーブが返ってきて、カットを打ってもロングレシーブが返ってきて、という展開になると打つ手がなくなったような気がしますし、…
以前に書いたような気もしますが、別の観点から書けそうな気がするのであえて書きます。 シンボルというのは記号のことで、言葉だったり、視覚的なイメージだったり、音楽だったりします。 他の人に聞いたことはないのでわかりませんが、自分は間違いなくこ…
まだ研究中の部分はありますが、今知っている範囲で書きます。 ダブルスの構え 昔先輩に教えてもらった時はレシーブの時は左足前で構えるように指導されました。 左足前の場合は、両足をそろえる、もしくは右足前に比べてフォア側が自由に動ける部分が広くな…
今日は若干手抜きみたいになりますが、バドミントンに必要な判断を整理します。 練習計画とか、メンタル的なところは抜きです。ダブルスもあまり踏まえていません(重なるところは多いはず)。 戦略 バドミントンで何を達成したいのか どうやって目的を達成…
よくオーバーヘッドで下がりながら足を入れ替えて打つように教えてもらったことがあると思います。 特にラウンドは最近では回り込んで打つことよりも、足を入れ替えて下がりながら打つことが多いでしょう。 フォアは足を入れ替えずに飛びついて打つ機会が多…
横から 今までに会った指導者は比較的、横から叩く打ち方を指導していました。 オーバースローというよりは、スリークォーターの角度から打点を下げて横から角度をつけて落とすようなやり方です。 これのメリットは打点を早くする、遅らせることでシャトルを…
昨日、サービスについて色々考えていて、今日の練習でそれを話すと色々やってみるといいよとサービス練習の時間をもらいました。 しゃがんでオーバーとか、トスの仕方とかは色々試しましたが、普通のサービスでラケットを立てて打つのが安定するという普通の…
今日、たまたま小学生の指導に行ってきました。 そのなかでサービスの練習がありましたが、結構みんな好き勝手に打っています。 大きく飛ばすロングサービスを打つテーマでやっていたのですが、トスを頭の上から落としたり、野球のような打ち方で飛ばそうと…
試合をしていると感情が揺れ動くポイントがあります。 良い感情としては、 気持ちよさ 楽しさ 入り込んでいる感じ わくわく感 あたりでしょうか。逆は 迷い 諦め 疲労感 焦り 絶望感 あたりでしょうか。 試合の中では点数を交互に取り合うので、感情レベルも…
まだ、色々考えていますが、バドミントンの空間をどうとらえているかについて書きます。 ストロークのコースではなく、フットワークのパターンです。 シングルスのイメージ コートにおけるヘアピン、カット、スマッシュ、クリアの落下点をそれぞれフォアとバ…