まだ、色々考えていますが、バドミントンの空間をどうとらえているかについて書きます。
ストロークのコースではなく、フットワークのパターンです。
シングルスのイメージ
コートにおけるヘアピン、カット、スマッシュ、クリアの落下点をそれぞれフォアとバックで想像して8点をイメージしています。
特に初心者が想像できないのはカットでフットワークの時にヘアピンのところまで足を運んでいます。
場合によっては体周りのレシーブも入れて9点です。
1つの方向から別の方向に動くパターンは9×9なので、81パターンです。
動き方としてはバック奥>プレイングセンター>ネット前など、センターを通ってつなぎます。
しかし、センターを通らないパターンもあるので、さらに81×2=162パターンです。
動く角度が明確に変わるので、これは分けて考えたほうがいいと思っています。
ダブルスのイメージ
ダブルスはあまりコートをイメージしておらず、自分の届く範囲の空間をイメージします。
腕を動かせる空間をまず高、中、低で分割します。
それを今度はフォア、バック、中間で割って、これで9つの空間ができます。
さらに前後に前、後ろ、中間に動かせるので、これで3×3×3=27の打点が想定できます。
考え方はシングルスと同じく点>点へ動くとして、27×27=729です。
ダブルスの打ち方も時間があればセンターを経由し、そうでなければ点から点へ移動します。
ただ、時間がある場合は基本の動きとそう変わらないので、あまり考慮しなくてもいいと考えています。
ダブルスといいながら、単なる体の周りの分割なので、そのままシングルスのイメージと組み合わせて使えます。
つなぎ方
直線、曲線、行って戻る、止まって戻るなどつなぎ方もいくつかあります(8の字、円とか)。
まとめ
このパターンを全部練習していますというとか、全部やっているというのではなく、考え方の基準にしています。
難しいパターンはどこだろうとか、想像できていないパターンはどれというのを考えて、そこを打ってみたり、そこをレシーブしたりしながら調整しています。
これが正しいというつもりはないですが、空間認識を方向で割ったり、自分の空間認識を確認する作業はよい作業だとは思います。