Keep Moving

バドミントンのメモ

執着、真剣味、集中力

最近はもっぱら腰で動くことと、心の持ち方ぐらいしか考えていないので、そこらへんの話になります。

以前は作戦を事前に立てておいて、それの通りに遂行するみたいなことをよくやっていましたし、逆に相手の癖や作戦をよんでそれを狙いに行くみたいなこともしましたが、もうやらなくなりました。

端的に言うと、それまでどんなに癖を読み切っていても、最後の1ポイントで逆を突かれて負けたとなってしまえば、ただのギャンブルになるからです。

大抵の選手は2の手、3の手を持っているわけですし、過去の情報をもとに判断するのはリスクがあります。

逆に自分の作戦に執着すると、読みが外れた時に対応が遅れますし、頭が体より先に行ってしまってミスが増えます。

だから、見てとっさに反応して、とっさに打つの練習を意識しています。

決定的なエースを決められたり、気持ちよく決めた後などはどうしてもそっちに作戦を映したくなりますが、そこは我慢して無心を貫くようにします。

代わりに他の人が作戦に割り当てている分のリソースは集中力に当てています。

具体的には腰の意識と方向感覚を崩さないことを意識して、一瞬一瞬でバランスを崩してもすぐに戻すというイメージで、どんなに早いラリーになってもその2つを崩さないように練習しています。

作戦がない分不利なところもあるかもですが、反応の速さ、バランスの良さ、体の変化がついてこれば問題なく勝負できます。

なので練習中もずっとこんな調子でやっているのですが、時々抜いてしまうことがあるのでそこを気を付けようと思っています。

基礎打ちだと緩いラリーでミスしないようにコントロールしがちですが、試合でそういう心の持ち方でやることはありません。

なので、例えばドライブの中でも上を抜かれても、横を抜かれても、前に落とされても反応できるように、相手が強敵で突然早い球が来ても反応できるような真剣みでやるように気を付けています。

あとは集中力の持続と、最大も練習では考えます。

最大の集中力だと1試合、80%ぐらいで2試合持ちますが、それが切れたら別の方法の集中しないと持たないことがわかっています。

また、ミスした後やインターバル、間が空いたときにどれぐらい集中力を維持できるかを見ます。

最近は技術よりもそこらへんの心の配分と、その最大値がどこらへんなのか、どう使えば差ができるかをよく考えています。