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バドミントンのメモ

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

スイングと円

スイングは基本的に3段階あります。テイクバック、フォワードスイング、フォロースルーです。 場合によってはラケットダウンを入れて4段階にしますが、ここでは3段階ということにしておきます。 ついでに言うとテイクバックを取らずに肘から先だけで打つ場合…

肘の使い方

肘はどのストロークを打つ場合でも基礎になります。 ヘアピンやロブなど指や手首で主導する場合を除いて、強打、コントロールのどちらも肘の使い方にかかっています。 具体的には肘を支点に肘から先をしならせて打ちます。 ドライブやプッシュ、ショートスマ…

目線をぶらさない

ストロークでミスをしたり、バランスを崩すときはどういう時が多いかというと目線がぶれている時ではないかと思います。 目線がぶれるときはどういう時かというとまぜ、首を振っているときですね。 クリアが来て顎が上がってバランスが崩れる、カットやスマ…

気の長さ

シングルスの感覚として、気長にやるというのがあります。 例えばフォア奥にクリアを打って相手のストロークを待つという場合があります。 気の短い人は2、3球で必ずコースを変えてきます。 だから、そこを狙ってタイミングを合わせれば、カウンターをとても…

スイングのサイズ

スイングのサイズは大きく分けて4つです。 全身 踏み込みの反動を使って、腰を使って全身の威力で打つショットです。 オーバーヘッドは大体そうですが、必ずしもそうであるとは限りません。 基本的に時間に余裕がある場合、強く打つ場合に使います。あとはフ…

小さな展開

シングルスでもダブルスでも相手も自分も動かない展開があります。 ドライブ戦だったり、プッシュとそのレシーブなどです。 シングルスだと基本的にかわして別のコースに打てば逃げられるのですが、ダブルスではそれが難しいですし、相手がどんどん前に来て…

技の感覚

抜く ドロップや、振り遅れて打つ感じは若干抜いて打つような感じがあります。ただ、頻度としてはそこまでないです。 乗せる ヘアピンはシャトルに乗せてから運ぶようにして打つとうまくシャトルの勢いを殺せます。 こする 自分はヘアピンにスピンをかけるイ…

指の使い方

グリップの握りは小指で支えて安定させて打つ、と昔から言われています。 でも、前に知り合った強豪のコーチは違うことを言っていて、親指と人差し指で握ると教えていました。 こちらのほうがグリップの変化をさせやすく、カットをかけるときなどの多彩さが…

いかにして打ち損なうか

最近はわざと打ち損なう技術を試しています。運が良ければうまく行く程度の技術ですが、色々な視点が増えてきたので共有します。 打ち損ないについて シャトルを打ち損なうということは基本的には力を発揮しながら、それをシャトルに伝えない技術です。 つま…

大から小へ

シンプルな原則として、練習は大きく入って小さくしていくというものがあります。 初心者が最初からフェイントのような小さな動きで打つことは難しく、最初は大きく打てるようになってその後小さくしていくと思います。 この原則は初心者を超えても同じだと…

戦型百景

たまたまRedditを見ていると、「あなたの想像する独自のプレースタイルは何?」というスレが上がっていました。 www.reddit.com 悲しいことに大体のスタイルと当たったことがあるので、面白そうなものに色々補足します。 クロス中心の選手 中学生で全国だっ…

コントロールにまつわる諸問題

打点 コントロールに関する問題は基本的には打点の問題です。 前でヒットすればスマッシュ、後ろでヒットすればクリアになります。 打点が左側にずれれば左側に飛んでいきますし、遅れると逆に飛んでいきます。 なので、基本的には同じスイングをしている限…

基準となるストローク

野球ではすべての基本はストレートです。ストレートを見せてそこから、変化をつけていくというのが基本です。 同じ理由でバドミントンの基本はスマッシュだと思います。 これはいくつか理由があって、スマッシュを打つ振りして、クリア、カットは打てますが…

環境を使う

最近、シャトルをすぐに交換したがる選手を多く見るようになりました。 それはなぜかなと考えた時にシャトルをコントロールしにくいからかなと思います。 それで思い出すのが学校の先輩のプレーです。先輩は飛ぶシャトルを使って相手にバックアウトを打たせ…

実力差のあるペアのフォーメーション

最近よく年齢が倍以上の相手と組みながら戦うことが多いです(クリアがコートの奥まで飛ばないレベル)。 これがなかなか難しく、普通にやればシャトルにほとんど触らずに終わることが多いので色々考えています。 シングルスや強い相手とやるダブルスと比べ…

足の寄せ

何回も書いているような気はしますが、改めて。 フットワークの動きというのは、足を出す、逆の脚を寄せる、足を出すの繰り返しです。 足を入れ替える場合もありますし、そのままサイドステップのように継いでいくこともありますが、出す、寄せるの流れはそ…

体の横で打つ

バドミントンをやっていると体の正面で打てということをよく言われると思います。 なぜかというと、正面のほうが打てるストロークの数が多いこと、軸が安定することといったメリットがあるからです。 ですが、最近のバドミントンは女子も含めて体の横で打っ…

意識・記憶・集中など

前に教えていた選手は持っている技が多かったです。ネット前のフェイントが5種類ぐらい、カットも切り方で5種類ぐらい、レシーブも打ち方を何個も持っていました。 どれもそれなりに切れていて、ここらへんが使えればレシーブするのは難しいだろうと思うぐら…

フェイントへの対応

フェイントにはいくつか種類があります。 基本的な技術は遅らせて打つというものです。 わざと振り遅れることでクロスに流すものや、広義ではカットも振り遅れに近い技術です。 振り遅れることで想像の逆にシャトルが飛んだり、タイミングを外されやすいです…

サービスと構え

これについては研究中なところがありますが、今のところの結論について。 サービスを打つときの打点の決め方ですが、次に来たストロークに一番反応しやすいところにしています。 もちろん、戦術的には上げたほうがいいです。なのですが、自分の今の構えだと…

粘土のように練る

ストレッチは今でも結構やりますし、体幹トレーニングもやります。 そのなかで考えているテーマはいくつかありますが、一番は粘土のように練るということを意識しています。 腰であれば、回旋、前後の折り曲げ、左右の方向けという3つの動きができます。 な…

ダブルスの基本

ダブルスで先日強い相手と当たって、ほとんど相手にならずに負けました。 なんでだろうと考えていたのですが、シンプルな話で相手がとにかく前で触るからです。 こちらがサービスを打つときは十字ラインのギリギリで構えて、かなり早く前に突っ込んで上で触…

高速なストローク

オーストラリアオープンを見たり、最近強豪校の選手だった相手と試合をしたりして感じたのは、高速な打ち方が流行っているなということです。 特にダブルスはそれが顕著です。 高速な打ち方というのは次のポイントを満たします。 打点を前にとり、できる限り…

インタラクションゲーム

インタラクションという言葉に覚えがない方もおられると思いますが、インタラクションというのは相互作用という意味です。 スマホがわかりやすいですが、ボタンをタップしようとすると色が変わったり、画面が遷移すれば移動するようなトランジションやアニメ…

トレーニング体系の整理

最近トレーニングの体系を見直しているので、その整理をしています。 凄い昔の分類は確か、 体力トレーニング メンタルトレーニング バドミントンのトレーニング(技術トレーニング) のような分け方をしていたような気がしています。 最近だと、 立ってする…

シャトルの落下角度

シャトルを打つときは基本的にシャトルの軌道上にラケットを出して、そのまま打つことが多いと思います。 基本的にはそれでいいのですが、例外のショットがあります。 それは垂直に落ちるストロークです。 1つはネットで、ネットからきれいに打たれたヘアピ…

落下点で考えない

ポジショニングを考える場合に大事なことは落下点で考えないことです。 シングルスがわかりやすいですが、ストレート側とクロス側を均等に結んだ場所に構える選手がいます。 これをしてしまうと、だいぶクロス側によることになります。 そうすると、ストレー…

硬直した展開

ダブルスでこちらがトップアンドバック、相手側がサイドバイサイドになった時の陣形が嫌いでした。 スマッシュを打ってロングレシーブが返ってきて、カットを打ってもロングレシーブが返ってきて、という展開になると打つ手がなくなったような気がしますし、…

どんなシンボルを使うのか

以前に書いたような気もしますが、別の観点から書けそうな気がするのであえて書きます。 シンボルというのは記号のことで、言葉だったり、視覚的なイメージだったり、音楽だったりします。 他の人に聞いたことはないのでわかりませんが、自分は間違いなくこ…

構えと足の位置

まだ研究中の部分はありますが、今知っている範囲で書きます。 ダブルスの構え 昔先輩に教えてもらった時はレシーブの時は左足前で構えるように指導されました。 左足前の場合は、両足をそろえる、もしくは右足前に比べてフォア側が自由に動ける部分が広くな…