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バドミントンのメモ

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

型にはめる、自然にやる

動きを教えるときには大きく分けて2つのやりかたがあります。 1つは型にはめるやり方で手の角度、脚の角度、ラケットの出し方、グリップの握り方まできっちり教えて守らせるやりかたです。 もう1つは何も教えずにこんな感じでという感覚だけを伝えるやりか…

咄嗟の動き

自分もあまり得意ではないのですが、技術的にはたまにうまく行くレベルではあるので思いつくだけ書きます。 咄嗟の動きの定義は難しいのですが、例えば シャトルがネットインしてきたのをとらえる フェイントに引っかかった後に動き直す 狙っていた打点で打…

グレーゾーン

甲子園でサイン盗みがあったとかなかったとかで話題になっていますね。 ルール上しないように勧告されているという話ですが立証するのは難しいので、おとがめなしか、紛らわしい行為は控えるように注意して終わりでしょう。 バドミントンでもグレーに近い行…

言葉にする習慣

誰にでも当てはまるアドバイスかは少し迷う気持ちがありますが、バドミントンのためのノート、ブログといった記録をつけるのは良い習慣だと思います。 何かを書くのは考えると見返すための2つの意味があります。 考えるというと頭をひねって考えるというイメ…

ダブルスのポジショニング色々

色々な選手の話を聞いたり見たりして、もう少し極端でもいいかもと思ったのでメモ。 後衛 パートナーがサービスを打つときはコートの中央かそれよりも前に来ます。 理由はシンプルで後ろに上がったシャトルを叩くのは簡単ですが、ハーフに沈んできた球をさば…

練習と中断

基本的に練習は中断してもいいと思っています。 特にゲーム練習では1ゲーム、もしくは試合が終わってからアドバイスをすることが多いです。 が、重要な局面が序盤、中盤にあることもありますし、そもそも序盤で練習したい内容が全くできていない場合、そのあ…

3つのタッチ

ダブルスでは意識したことがないですが、シングルスのタッチは3つあります。 早いタッチ ネット前であれば脚の着地と同時か、それより早いタッチで打ちます。タメは作らず、そのまま押し込みます。 コート奥であれば前にジャンプして打点を前に持ってきて打…

問題の発見と解決

バドミントンを上達するには大まかに言って、 問題を見つける 原因を見つける 問題を直す 定着させる の3つの段階があると思います。 例を出すと、決定力がないという問題を見つけて、おそらくスマッシュのスピードが足りないというところに目をつけて、体…

サーバーの癖

タイミング ラケットを上げてすぐにサービスを出すか、ラケット出したあとに引いたりしてタイミングを変えられるかなど。 そもそもラケットを上げるタイミングを変えれる選手もまぁまぁいます。 ダブルスだとここでタイミングを崩されることがあります。 コ…

まんべんなく打たない

配球の考え方として、できる限り球を散らすというのは一つのアイデアとしてはあります。 実際自分もどちらかというと読ませないことに焦点を置いているのでこのやり方に近いです。 ただ、相手が強ければ強いほど違ううスタイルで行くときもあります。 極端に…

フットワークの前後左右

シングルスであっても、ダブルスであってもそうですが、バドミントンにおける攻撃は前で触ることです。 強い選手はとにかく前に詰めるのが早いです。 ダブルスであれば、ドライブ、ネットに切った後はもちろん、レシーブしながらでも前を空けなかったりしま…

集中

集中力が有限ではないかという話は何度か書いていますが、その点については示唆があったので適当に考えます。 聞いた話はサッカー選手のトップ選手はほとんどボールを見ずに、ボールの位置を理解できるという話でした。 もちろん常にその能力を発揮できるわ…

半歩のステップ

シングルスのフットワークで重要な技術の一つに半歩のステップがあります。 どういうことかというと、例えばドロップがフォア側に来た時に右、左、右の3ステップだと半歩足りないわけです。 そこで最後に半歩調整して3.5歩にできるかどうかで、きわどい球が…

コート奥で下で触らせる

当たり前のことなのですが、感覚として微妙に忘れることがあるので書きます。 相手が攻撃型のタイプの時に、ドライブやネットでシャトルを沈めて打たせないというやり方は有効です。 またそこからクリアを打つよりもスマッシュ、カットで相手に下で取らせる…

待って、早く

シングルスの基本は待つことです。ダブルスでもそれに近いところはあります。 フットワークに関していうと、相手が打つ前に動かないというのが前提にあります。 早く動くというのも大事ですが、1番早いタイミングから1番遅いタイミングまで待ち切れること…

ラケットを上から出す

基本的にラケットは下から出さずに上から出します。 言葉でだけ表現するとわかりづらいですが、下から持ち上げるように打つのではなく、上や横から押さえるように打つといいことが多いです。 プッシュの打ち方をそのまま体や肘を落として打つ感じです。ラケ…

打点の幅

前に書いたような気もしますが、改めて。 シングルスでどうしてもこの人のスマッシュ、ドライブ、カットがとれないという人がいました。 そのたびにフットワークを見なおしたり、沈め方を考えたりしていましたが、今日やっととれない理由がわかりました。 ま…

グリップの握り替え

グリップの握り替えについて色々。 バック気味 自分の握り方はバック側に少しだけ回して、親指を立てる打ち方です。 この打ち方のメリットは2つで、リバースカットが打ちやすいことと、握り替えがほとんどいらないことです。 リバースカットはいいとして、…

握る力

自分の中で何となく、「グリップは緩く握る」「打つ瞬間だけ強く握る」というイメージがありました。 今考えてみるとそのイメージは野球のピッチャーの印象からきている気がします。 しかし現実の打ち方を考えると、そういう握り方はしていません。 まず、緩…

情報収集色々

今回は浅く広く書きます。 動画 基本的にはこれが1番安定だと思います。 自分に合った選手だけみればいいですし、見たいときに見たいものを見れるというのはとても便利です。何より机上の空論にはならないです。 とはいえ、ただ動画を流していても限界があ…

練習は増えていく

基本的に毎日同じ練習を続けている場合は別ですが、課題をもって練習に取り組んでいる場合は練習は増えていく傾向にあります。 例えばトレーニングをまじめに部位ごとにやるとすると、ふくらはぎ、太もも、腿裏、股関節回り、腰、胸、腕……といくらでも分割で…

いいつなぎ球

いいつなぎ球の定義について考えていたのですが、シンプルに「相手が攻めにくい角度で入れた球」というのがよさそうかなと思います。 タイミング、速さ、だますなど色々テクニックはあるのですが、1番重要なことは相手に打ちづらい角度でシャトルを打つこと…

ワイパープッシュと応用

細かい技術の話。 結構年配の人がよく使っている技でプッシュを打つときにシャトルを横に切って、スイングと逆方向にプッシュする打ち方です。 ストレートに打つ面から一瞬で切るので、クロスに追いかけるのが難しい打ち方です。 バックで使っている人が多い…

中途半端な打点からのコントロール

たまにチャンスボールからクリアやカットを打てないという人がいます。 これは打点が普段より前なので同じように打つとクリアはアウトし、カットは長くなるからだと思います。 言葉で説明するのは難しいですが、中途半端な打点ではそれなりの打ち方がありま…

立体的な軌道

先日シングルスでロングサービスを使う選手がいました。奥まで届いてはいるのですが、打ちやすいサービスだったのでなぜかを考えていました。 理由はシンプルで軌道が低いからです。軌道がちょうど自分のジャンプしたところぐらいに頂点が来るので、そのまま…

戻る速度を意識する

早く戻ろうという話ではなく、自分が戻る速度についても自覚的になろうという話です。 特にフットワークではここに入るのが早い、遅い、というのは意識して練習すると思います。打点が高い、低い、間に合う、間に合わないという結果に出やすいからです。 逆…

脇を閉める

体幹の力を効率的に伝えるためには脇を閉める感覚が大事です。 脇を開いたまま打ってもシャトルを飛ばしたり、コントロールをすることは可能ですが、体の重さをうまく伝えることができなくなります。 書いてしまうとそれだけなのですが、そのための練習とし…

ダブルスでみているところ

前にいつ入ってくるか レシーブでドライブ、ネットを切った時にすぐに前に入ってくるかどうかは大きなポイントです。 基本的にダブルスがうまいと言われている人は大体入ってきます。シングルスの要領でダブルスをしている人はその場で打ち続けることが多い…

意外な回転の使い方

何となく思いついたので、適当に書きます。 ヘアピン スピンを思い切りかけるのではなく、ネットに素早く落とすときは少しだけスピンをかけます。 フラットに当てるよりも少しだけ回転があったほうが、ネットに絡みやすかったりします。 レシーブ かぶせるよ…

動きを固定する

いつも書いていることは全身協調、できるかぎり全身がぴたりと動くことを勧めていますが、必ずしもそれが主流かと言われるとそうではありません。 バドミントンのストロークは肘から先だけで打つという人がいます。もちろん程度の問題ではありますが、イメー…