Keep Moving

バドミントンのメモ

問題の発見と解決

バドミントンを上達するには大まかに言って、

  • 問題を見つける
  • 原因を見つける
  • 問題を直す
  • 定着させる

の3つの段階があると思います。

例を出すと、決定力がないという問題を見つけて、おそらくスマッシュのスピードが足りないというところに目をつけて、体の使い方を見直します。

それをしばらく練習して、決定力をよくするというそういう段階をおそらく踏んでいくと思います。

この中で最も大事なのは「問題を見つける」ことだと考えています。

中級者と上級者でスマッシュの速度は決定的に違いますが、それを問題だととらえない人は意外に多いです。

またカットのタイミングがスマッシュやクリアと同じでわかりやすいといった問題も自分で気づくのは中々難しいです。

どちらも直すのは比較的簡単だと思いますが、気づいて直そうと思うまでが遠いです。

言えるのはどれだけどん欲になれるかということです。あれもよくしたい、これもよくしたい、もっと良くなる可能性があるのではと思いつつづける情熱を持ち続けた場合だけ、問題を見つけることができます。

次に、原因を直す工程ですが、基本的な考え方としてはいかに力を使わずにできるかだと思っています。

スマッシュやカットを早くする、フットワークを安定させるには体幹を鍛えればいいんですよね?とよく聞かれますが、小中学生でも大人並みに早い選手は多いので、技術の問題です。

力を使わなくても体をうまく使えば大抵の問題は解決します。ゆっくり素振りをしたり、時にはラケットを持たずに、動きを確認して直すのがいいと思います。

定着させるのはシンプルで時間をかけて覚えさせないと定着しません。2,3日あれば技術的にできるようになると思いますが、無意識にできるまでは数週間~1か月は少なくてもかかります。

こういったところで、どこが苦手でどこが得意なのか把握しておくと、役に立つと思います。