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バドミントンのメモ

戦型百景

たまたまRedditを見ていると、「あなたの想像する独自のプレースタイルは何?」というスレが上がっていました。

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悲しいことに大体のスタイルと当たったことがあるので、面白そうなものに色々補足します。

クロス中心の選手

中学生で全国だった選手はこれでした。

普通はストレートを見せてクロスで決めるというのが多いのですが、逆でクロス中心でストレートに展開するというスタイルでした。

クロス中心になるとカウンターされると動く幅が増えますし、途中でインターセプトされると辛いのでみんなストレートでやるわけですが。

ただ、フットワーク力があって、展開を想像する力があればクロスのほうがいきる選手もいます。

特にクロスの応酬だとフットワークの判断だったり、動く角度の勝手が違うので、うまくはまれば相手が対応する前に終わるという良さはあります。

ダブルスでもクロスを戦術の1つとして持っていて、完璧にパートナーが合わせてくるペアはしんどいです。

ネットショットしか打たない選手

カット、ネットプレーしかしない選手もいますね。本当にいいカット、いいドロップを持っている選手はこれができます。

本当に沈んでくる軌道だと低く早く打てるのはクロスネットぐらいで、きれいに素早く前に入って来られると本当に打つ球がないです。

亜種でドライブとスマッシュしか打たないタイプもいますね(特にダブルス中心の人)。

フォア奥にしか打たない選手

自分がたまにやりますが、挑発だったり、ラリーのスピードを変えるとか、時間を作りたいぐらいしか使えないですね。

全部のラリーで相手のミス待ちは明らかに限界があります。基本的に攻めているほうが有利なので。

スカッシュから来た人

バドミントン以外のスポーツでそこそこうまい人のプレーは下手な中級者よりよほどやりづらいです。

バレーボール選手のジャンプ力だったり、テニス選手のブロックだったり、野球選手のオーバーヘッドだったりですね。

スカッシュの人はやったことがないですが、低空戦は強そうです。

フェイント好きな人

個人的な経験だとフェイントが好きな選手は使わないでもいいところで使っているイメージがあるので、あまりいい印象がないです。

本当にフェイントがうまい人の第一条件はタッチが早いことです。

遅らせるフェイントは時間を与えることを知っているので、面を見せない、反応させない系のフェイントが多いです。

だから、アンクルブレークみたいことは少なくてどちらかというと1歩も動けないというフェイントになります。

でも確かに、ネット、サービス、レシーブ、クリア、カット、スマッシュ、ドライブのすべてでフェイントが使える選手は実在して、そこまでくると本当に面倒です。

まとめ

どうしてこんなプレースタイルになったんだろうという人は想像の世界ではなくて、探せばいます。

なので、試合に当たって対策を11点ぐらいまでに何とかしないと初見殺しにあうので、やらないにしても可能性は考慮しておいたほうがいいかなと思います。

あとは武器を1つに絞ったほうが練習する戦術、技術の幅は減るので、大きな大会を狙うのでなければ合理的な面も多いように感じます。