Keep Moving

バドミントンのメモ

膝の抜き

昨日、会社の飲み会があって、同僚と運動談義で盛り上がっていました。

その時にサッカーをやっていた方に膝の抜き方と使い方について教えてもらったので書きます。

膝の抜きというのは最近はもう有名になった技術で、膝の力を抜いて落下する力で動く技術です。

有名な使い方としてはスプリットステップの代わりに、こちらで代替するという方法です。

動きだしが小さくなりますし、落ちるエネルギーも使えるのでより早く動けます。

それに加えて、3つの使い方があると教えてもらいました。

  • 動き出しを相手にさとらせずに動く
  • 瞬時に方向を転換できる
  • 着地の負担を軽減する

実際に見せてもらったのですが、気づいたら動いているというようもので、地面をけって加速するような感じではなかったです。

なので、気づいたら姿勢が落ちている感じでとても滑らかでした。ものを落とした時の動きをそのまま再現しているようなイメージです。

相手に動き出しをばれないということは最後の1歩のフェイントの使い方のようなところで、もしかしたら使えるかも?という気がしています。

方向転換は2軸を意識して、膝を抜きながら軸で切り返すとよいとのこと。

そのために股関節を切り返す練習を地味に続けていたそうです。

あとは階段を降りるときの着地で膝を抜くと体を支えなくてよいので、楽という話でした。ジャンプの着地に使えそう?です。

これらを踏まえてスクワットの練習も太ももで重さを支えるのではなく、膝を抜いて落ちるような仕方をすれば膝の抜きをつかみやすくていいよねという会話で盛り上がりました。

一つの技術をコアにして、それを体系的にまとめた練習を教えてもらっていたということで、色んな分野によい指導者がいるものだなぁと思って、とても勉強になりました。