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バドミントンのメモ

アンソニー・シニスカ・ギンティン選手

 桃田選手が久しぶりに負けたらしいということなのですが、対戦相手は初めて知りました。12位とかなので、そこそこ有名?なのでしょうか。

 とりあえず見てみます。

攻撃型

 後ろは打てると思えば、大体打ってきます。トップ選手の中でも、かなり積極的なスタイルです。

 スマッシュ、ドライブあたりを多用してくるタイプで、あとはネットがそれなりに上手です。

 レシーブは比較的単調で、スピードもめちゃくちゃ速いというわけではないです。

 なので、試合展開はたぶん常に単調な気がします。対応できれば勝ちやすいし、そうでなければ勝てないというわかりやすい選手ですね。

 一応ネット前のフェイントはあります。

技術的なところ

 タメがない感じはやはりあります。

 Jonatan CHRISTIE選手と比べるとタッチの柔らかさはある気がします。ダブルスでもインドネシアの選手はシャトルを止めるのがうまいですが、そんな感じです。

 あとはバックハンドが上手です。手先ではなく、体できっちり打っているので安定しています。

 フットワークはすり足気味で地面に常に足がついているような感じで、きれいですね。

 地面に這っているような感じで、田児選手のレシーブはこんな感じだったなぁと懐かしいです。

 上からの打ち方も地面の力を使って打つスタンディングもまぁまぁありで、意外にテクニカルな感じがしますね。身体能力に頼っていません。

総括

 テクニック的にはシニアみたいなしっかりしたものを持っていて、安定していると思います。柔らかさがあり、強さもあり、安定感もありで技術的に高いものがある気がします。

 試合展開的には攻撃を中心にたまに柔らかい球を出して、だますという感じでシンプルです。

 はまったら嫌なタイプだなぁというのは感じました。でも、負けるときはあっさり負けるタイプのような気もします。