Keep Moving

バドミントンのメモ

どこまでが体幹か

難しい問いですが、最近は膝、股関節、骨盤、背中、腹筋、脇腹、背骨、肋骨、肩、肘までが体幹として認識できています。

できる人に聞くと、胸骨、鎖骨、肩甲骨も自由にバラバラに動かせるという話ですが、そこまでの領域には達していません。

一番重要なのは股関節、骨盤、あとは股関節から膝のラインにある内転筋で、力のほとんどはここから発しています。

あとはどうつないでいくかという話で特に力を伝えるのに大事なのは背筋、肋骨、肘だと思っています。

出力で言うと背筋が大きいのですけど、意識的には肋骨の柔らかさと繊細さを大事にしていて、ここが動くときは上半身全部がシャトルに伝わるような感覚があります。

逆にそこら辺が動かないと手先で打っているような打ち方になります。

またレシーブの柔らかさ、つまり懐の深さを作るときも肋骨だったりをうまく丸めて打つので、レシーブがいい時はよく上半身が動いています。

脇腹は重心移動だったり、ジャンプするときによく使います。背骨はあまり意識したことがないですが、練習では柔らかく動かすようにしています。

逆に腹筋を使う状況がほとんど思いつかないです。スマッシュを打つときに力を入れるというよりは抜くために使っている感じです。

息を吐いておなかをへこませて、その代わりに背筋を使うという感じでそこまで重要だとは思っていません。

というところで、体幹レーニングではこれらの関節を順々につなげたり、それぞれバラバラに動かしたり、繊細かつダイナミックに動かすというようなことをよくしています。

個人的な感想ですが、負荷をかけるとか数をこなすというよりは、まずはどれだけ自在に体幹を柔らかく使えるかのほうが重要だと思います。

今は、肩だったり、胸骨だったり今一つなところもあるので、そこらへんもよくできたらいいなと感じています。