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バドミントンのメモ

鋭いストップ

最近何度か試合を観に行って特にうまさを感じている技術はストップという技術です。

フットワークのストップではなく、相手のストロークを軌道の途中で止めて前に落とす技術のほうです。

昨日はシングルスの試合を観に行きましたが、相手のスマッシュを勢いが落ちる前に触って完全に勢いを殺して短く落としていました。

前に教えていた子がこれが得意で、ひょいと触ってエースをよくとっていました。

普通は勢いが落ちたところで触るので相手も時間ができるのですが、前で触って落とすとタイミングがだいぶ変わるのでかなり攻撃的な技術になります。

ただし、軌道をきちんと読むスピード、フットワークのスピード、ラケットを最短で入れないといけないので難しいです。

逆にダブルスだとまだ色々使い道はあります。

前衛だと途中で相手のシャトルを止めて相手に攻めさせないぐらいのストップがありますし、あるいは前で触って角度をつけて決めに行くストップもあります。

レシーブもドライブ勝負を見せておいて引かずにひょいと落とすと結構相手が下がっているので上げてくれます。

こういうのがうまい選手に当たると勢いが落ちる前にコースを変える技術のよさがすごくわかります。

あまりストップ単体で技術を教えることは少ないと思いますが、これができるかできないかで攻撃力がだいぶ変わるように感じます。