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バドミントンのメモ

テストと設計

自分が強くなった、うまくなったことの証明をどうやってすればいいのでしょうか。

試合で勝てば強いというのは一つの真理ですが、目標としている試合に出てから課題に気づくというのはお粗末です。

できれば早い段階で課題には気付いて直しておきたいと考えるのが普通です。

では部内、サークル内で試合をすればどうかと考えますが、試合に近い相手がいるかどうかはわかりません。そして、大抵の場合、外の相手のほうが強いケースが多いです。

そのため、試合に頼らずに課題を見つけるための方法が必要です。

練習であれば負荷は調整できます。スピードを上げたいならノックか、2対1。戦術系ならパターン練習などを導入できます。

なので、確実に確認したいなら練習のほうがよいです。

テストを設計するポイントはどんなパターンがあるか、です。

大きな戦略で言うと、攻撃型、守備型、バランス型、速攻型あたりの選手が多いです。変則的なタイプで言えば、フェイント型もいます。

少なくともこのいずれにあたっても最低限は戦えないといけません。

技術的に言うと例えばスマッシュを打ったあとの返球パターンは、ショート、ロング、ドライブについてそれぞれストレートとクロスが考えられます。

1番多いのはショート系ですが、ロングにも対応しないといけません。ドライブも社会人だとなくはないです。

そういう形でまずはありえそうなパターンを出していって、これはできる、これはできないというところを証明していきます。

あとは優先順位の問題です。

全部のパターンで完ぺきということはあり得ないので、特に弱いところをつぶすか、自分のステージにいるレベルでどれくらい当たりそうかを考えて対応します。

こうやって体系的にテストができれば、比較的試合前に課題がつかみやすいのかなと思います。