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バドミントンのメモ

偵察するときに見ていること

とりあえずシングルスの話です。

草試合ではほとんどやりませんが、どうしても勝ちたいときは2回戦以降、もしくはリーグの次の相手の偵察に行きます。その時に見ていることについて書きます。

体の使い方をみる

基本的にラリーのスピード、配球は信用になりません。緒戦の相手には攻撃せずに流して勝つのが強い選手だからです。

また、サイド際のスマッシュやカットが取れていなくても、これも参考扱いです。体力を温存するためにギリギリは捨てているケースがまぁまぁあります。

逆に言うと、ここら辺を抜いたところの傾向は信用できます。

その根本は体の使い方ですね。手打ち気味なのか、重心が浮いているかどうか、グリップの握りはどうか、打つタイミングはどうかなどです。

こういう技術的な部分を見れれば、結構当たります。わざわざ、ここらへんを隠し通す選手はいないと思います。

体の使い方を見るのであれば、ダブルスを見てもシングルスの弱点を当てることができたりします。

性格を見る

積極的かどうか、勝負所で仕掛ける慎重さがあるかどうか、ミスが続くのかどうかなど。

連続してポイントを取っているか、取られているところが性格を読みやすいポイントです。

こういうところで粘ったり、あるいは勢いづくタイプかを見ておくと勝負どころがわかりやすいです。

戦術的なところ

大まかな配球傾向は当てになりません。ですが、この打点からここに打てないというようなことはわかります。

なので、選択肢を書き出して、絶対にありえなさそうというのを覚えておくと参考になります。

1つの場所から大体3~4つぐらいまで選択肢を持っているのが普通です。理論上は8つぐらいまでありえるのでそこを絞り込めるとだいぶ楽になります。

逆に偵察されないために考えていること

体の使い方を変えたりはせず、シンプルに決め球だけを見せないようにします(もちろん余裕があればですが)。

そうしておけば勝負所で決め球を使って有利になる可能性があるのでそうします。

配球もパターンを減らして、2,3パターンぐらいでゆるりと回して、シンプルに勝負できるといいなぁという感じです。極端にいつも使わないパターンを使うと逆襲が怖いからあまりやらないです。