技術の練習をするときは初めに理想を思い描いて、そこから技術を逆算するのがいいかなと最近は思っています。
特に考えさせられるのはスピードです。
どこまで早いスピードでも正確に技術を発揮できるのか？ が１つの上達の境目だと思うのですが、これは何となく改善していても限界があるように思います。
練習で早い相手がいるときはまだいいですが、試合でばったり早い相手と会うほうが自分は多いです。
だから、基礎打ち、フットワーク、ゲームのいずれにしても、最速のイメージで準備して、動けるようにならないと試合でそのまま終わる気がします。
ミスの仕方もそうで、遅かったらきっちり入れられても、早かったらダメというパターンもあります。
スピードだけではなく、角度、タッチ……色々あります。
それらをよくするためには現状必要なものを目指すというよりは、最初から理想はどこでどうすればいいかを考え続けるのがよいと思います。
自分はどんなに甘い球でも叩きつけていますが、シャトルを壊さないように弱く甘いところに打つ選手もいます。
でも、実際上手な人が相手だとコースに叩きつけても返ってきたりします。
だから、今どうすればいいかというよりは、自分の理想から始めてそれを現実に合わせるほうが考え方として合っているのではないかと思います。
