練習 (2018/9/24)
概要
県内でもそこそこ強い高校で相手させてもらいました。
1試合目
珍しくダブルスです。強豪だけあって、サービス周りが上手でした。サーブレシーブで落としてもドライブ、プッシュが来るので、上げてもらえなかったです。
ロブで返してもパートナーのレシーブの調子がいまいちで守り切れず、中々苦しい展開でした。
ただ、1ゲーム目の中盤で苦し紛れに打ったロングサービスがうまくはまって、少しだけ光明がありました。
2ゲーム目はもう全部ロングサービスでいいやという話になって、つなぎ球をつぶして前で勝負できました。相手はあまり対応してこず。
3ゲーム目は少し下がって対応してきたので、こちらの選択肢がまたなくなりました。
ただ、ずっとゲームをしていて、たぶんシンプルなゲーム展開だけ練習してきたのかなという感じがしていました。
なので、クロスカットとかあえて相手にぶつけて交わすとか、ちょっとひねくれながら乱戦に持ち込むと、地力の差で勝てました。
相手はストレート狙いがだいぶ顕著だったですね。もう少し修正が早くてもいいのではと、アドバイスしました。
2試合目
シングルス。
スマッシュが早い、カットが早い、それだけの印象でした。とにかく攻撃、攻撃なのでこちらもゆっくり、落として上げてをやっていると相手が焦れてミスしてくれました。
結構何をやってもうまくいって、ゲームを取りました。
2ゲーム目はアドバイスをもらっているようなので、展開を変えて攻めるとはまるのではと考えたのですが、自分のカット、スマッシュが入りませんでした。
あとは意外にレシーブが上手で、なんでこんなに攻めてくるんだろうという感じでした。
ネットに引っ掛けるスマッシュが多すぎて、追いつけなかったです。
3ゲームはあきらめてレシーブゲームに変更しました。サイドギリギリを拾っていると、相手はさらに厳しく打ってくれたのでサイドアウトが増えました。
スマッシュの精度は上がってきていましたが、あんまり詰めてこないので交わして勝てました。2ゲーム目が余計過ぎました。
3試合目
試合の入りは静かで相手はハイバックでつないだり、レシーブ気味の展開で入ってきました。
技術があって、バランスがいいなと思っていると、鋭いカット、スマッシュがあって、動揺しました。
ラリーに強いタイプに見えたのでじっくり来るかと思っていたのですが、そうでもないというところで意表を突かれました。守備のいい攻撃型というのは高校生としては珍しいので、前半は4-11ぐらいで落とします。
後半は大体配球パターンを読み切ったので、レシーブ体制が十分にできました。でも、コースがよく、きちんと詰めてくるので追いつくには厳しい点差でした。18-21ぐらいで落とします。
2ゲーム目は完全にコースを読んでいましたが、スマッシュがほぼオンラインなのでぎりぎりすぎる勝負です。
甘くなれば間違いなくこっちが取れますが、オンラインだととれないぐらいで逃げ切れないです。それに相手は守備もいいので、ラリーが長くなります。
紙一重で3ゲーム目に突入します。
3ゲーム目はさらにコース読みがわかってきて、バックよりフォアがだいぶ劣るのでそこ狙いで勝負しました。
これは間違いではなかったのですが、やはりスマッシュ、カットがコントロールできないので、チャンスで決めきれず決め球を3つネットにかけて終盤逆転されました。
あとはラインぎりぎりのスマッシュが最後まで取れなかったです。取れなかったというより、少し諦めるような感じでした。
最終的には19-21ぐらいで負けました。
反省
オーバーヘッドのコントロール
守備にばかり練習してオーバーヘッドがコントロールできていないです。
横でアウトはあまりないですが、ネットにかけるのが多いです。しかも、数cmぐらいだから微妙な差だと思うのですが。
レシーブで完全にラリーを制圧してようやくチャンスボールでひっかけるダメージは大きいですね。
変化
フェイントが早いラリーでいまいちでした。試合を通して、5本ぐらいですかね。
オーバーヘッドがダメなら緩い球で勝負できれば、まだよかったのですが、気が急いていた気がします。
ライン際のレシーブ
相手も全部がライン際というわけではないので、取れる球を取ればいいという気持ちがどこかにあった気がします。
実際これが敗因ではないのですが、レシーブで勝負すると決めているなら、チャレンジぐらいするべきだったのではと思います。
勝つことも大事ですが、自分が一番やりたいことを徹底できないのは負けるより質が悪いのではないですかね。
早い鋭い、ライン際をとるための練習と心がけがないと、練習する意味がないのでそこだけははっきり決めたいですね。
コース読み
最後のフォア狙いも勝つためには正解ですが、自分のスタイルを考えると角度がつかなくて諸刃の剣かもとは思いました。
取れる球だけ取って勝ちに行くことに本当に意味があったのか。
全体的に勝ちにこだわるバドミントンが最近多くて、逆に負けている回数が少し増えたかもしれないですね。