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バドミントンのメモ

3つの軸

昨日、書こうと思った話とは違う話になります。

中日ドラゴンズの吉見投手が言っている話に3つの軸という話があります。

投球の時は3つの軸が合って、それをきっちりまっすぐに保つことで安定感を保つというコツについて語っています。

1つ目の軸はテイクバックの時に作ります。簡単に言うと軸足に乗り切るということです。

野球の投手はまずは軸足にまっすぐバランスよく立てるかをとても重要視する傾向にあります。

2つ目の軸は左足が着地したときに、体が開かないことです。

これは前から見た時に体が一直線になっている状態を指します。

最後の軸は投げ終わった時に左足にきちんと体重を乗せて、投げ終わった後です。

この時に軸がきっちり立ってバランスのいい状態になっているかどうか。

この3つの軸をチェックポイントにして投げることであの驚異的なコントロールを担保しているそうです。

自分の感覚ではオーバースローで投げるときは体が傾くので、軸がまっすぐというのは難しいと思っていました。

ただ、吉見投手の投球写真を見ると、常に軸ができていてまっすぐでない瞬間がありません。

勿論、背骨が傾いていたり、肩が下がる瞬間はあるのですが、その時でも足にきっちり乗っていて、全身で見ると常にまっすぐです。

軸というと何となく背骨だったり、上半身をイメージしますが、足に乗る感覚、足をまっすぐにする感覚を入れることでどんな姿勢でもまっすぐは担保できるのだと思いました。

野球の投手は上からしか投げませんが、レシーブの場合でも足に乗れているか? だったり、全身でみると打点に入った時、打つ前、打ち終わりにまっすぐな姿勢か?をチェックするといいのかなと感じます。