Keep Moving

バドミントンのメモ

機械のように振舞う

自分の中で機械的に動くというのがバドミントンの一種の目標になっています。

将棋を初めとしたあらゆるゲームでAIが人間に勝っている現状を考えると、機械の強さは一理あると思います。

作戦を事前に立てて、それを遂行する

AIも含めて基本的に機械は勝負する前から行う振舞いは決定されています。

アルゴリズムに寄るところはありますが(ランダム性をわざと入れている場合がある)、ある状況でとる行動はほぼ決まっているといっていいでしょう。

実際、試合で起きうる状況はそこまで多くないわけで、ある程度事前にこういう状況はこうするという対策は練れます。

その精度を限りなく高くすれば、機械並みに正確に、素早く判断できるんじゃないかという風に考えます。

迷わない

作戦が間違っていても機械は基本的に事前に決めた通りに動きます。

それは基本的にはデメリットなのですが、運動においては迷うことそれ自体が動きを滞らせます。

また、相手から見て迷っているなと判断されると、自信をもってそこを突かれます。

それなら合っていようと間違っていようと自信を持って、来られるほうが嫌な部分もあります。

修正能力との兼ね合いもありますが、開き直っているというのはやりづらいものです。判断が早いということでもあるので。

偏見がない

確率的にここだろうという判断はすると思いますが、ここに必ずくるだろうという判断を機械はしないと思います。

人間はチャンスボールを上げると無条件に下がったりしますが、相手のフォームの癖、強打の速度、自分のポジションを冷静に見れば前を狙ったほうがいい場面もあるかもしれません。

つまり機械のように、本当に最善はなにかだけを偏見なしにみることでできることは増えるのではないかと感じます。

まとめ

運動は何となく人間的な営みに近いイメージがありますが、実際には反射的な計算力と正確な動作の問題になっていく気がしています。

そう考えると、いかに機械に近づいていくかという発想があればなにかと役に立つのではと思います。