Keep Moving

バドミントンのメモ

成長曲線

何となく構想はあるものの、いまいちわかっていないので適当なことを書いていきます。

直線ではない

基本的に成長は一気にくるものといわれています。

ハイバックとかを身につけるとしても、試合で使えるようになるまでには長い道のりがあります。

  • 手先だけで打てる
  • 大きいスイングで打てる
  • 打ち分けられる
  • 動いて打てる
  • ハイバックを使うべき状況を判断できる

最後までいかないと、試合でハイバックを使えるようにはなりません。なので、途中で終わると意味がないです。1か0ですね。

従って、練習は我慢、我慢で最後に成果が来るというモデルなのかなと思ったりします。

選手としてはいずれ伸びるだろうと思って、気長に前に進む気持ちが必要です。

突発的な成長

でも、新しい技術を導入しても、すぐにうまくいくケースもあるような気がしています。

カットの新しい切り方とか、シャトルを打つタイミングを増やすとかだとそこまで時間がかからないし、ダブルスのポジショニングの指導もそれなりにすぐうまくいきます。

新しいカットとかはたぶん他の動きを邪魔しないですし、今までの打ち方を応用できるので早い気がします。タイミングも同様。

つまり、新しい技術を今の技術と同じレベルで導入する限りは比較的早いタイミングで上達できるように思います。

成長の種類

でも、そういうおまけみたいなものは本質的な変化ではないわけです。カットを覚えると幅は広がりますが、本当の意味での上達ではないと思います。

上手くなるということは動きの質を変えることだと思っていて、それはやはり時間がかかる方法のように感じます。

全身を連動させるとか、動きを小さくしていくとか、そういうのが根本的な上達には必要だと思います。

なので、どちらかというと曲線的な成長のほうが全体像に近いのかなとか考えます。

負の成長

ついでに、ある程度上達すると何かを変えないとうまく行かなくなります。例えば、ハイバックを覚えればラウンドとの判断が入ります。ハイバックを覚えたせいでラウンドが下手になる選手がいます。

レシーブを強打、強打することで柔らかさを失うこともあるし、何かが一方的によくなることは上級者になれば減ります。

むしろ、変な動きを1つ入れると全部狂うことも普通にあります。

そう考えると、中級者以上の上達は曲線モデルでもちょっと説明しにくい感じがします。練習しても、うまくなるかもしれないし、うまくならないかもしれない。

なので時間とともにうまくなるというモデルではなくて、どれだけ質的に動きを統合できるかという別の話になるように思います。

結果的にうまくいくと曲線ですが、失敗可能性を考慮した練習がいるのではという気がします。

あんまりまとまっていませんが、成長に関して思っているのはこういうところです。