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バドミントンのメモ

考えずに当てはめる

「もっと自分で考えて」みたいなアドバイスを聞くことがありますが、実際試合中に何を考えているかというと毎回そんなに変わらないなと思います。

ダブルスだったら

  • 2人の力量
  • どちらが前衛タイプでどちらが後衛タイプか
  • サービスの種類
  • サーブレシーブの種類
  • 前衛はストレート待ちかクロス待ちか
  • カバーリングの差異に後衛は前気味に来るか下がり気味か

あたりを確認して、それに合わせて適当に対応します。突っ込んでくるなら前に誘導して頭を抜きますし、前衛がクロス待ちならお構いなくストレートに打ちます。

試合中に新しいアイデアが浮かんでそれを試すということはほぼないです。だから、厳密にいうと考えているとは言えないです。事前に考えておいたアイデアを使っているだけです。

これは他のことにも言えて、1日の反省、週の反省なども大体形式を決めて、それに従って書くことが多いです。

こうしたことをする理由は自由に考えるというところから始めると難しいからです。自由というのはルールがなく、逆にどこから考えていいのかわかりにくいです。

なので、結論としては自由に考えるケースを減らして、もっと不自由に考えたほうが楽になるんじゃないかなということです。

ルールを決めてしまえばそのルールが正しいのか間違っているのか検証できます。検証できるということは改善できるということです。ノールールだと、いいのか悪いのかもわからないです。

そういうところで「考えろ」よりも、パターンを示してどう対応するかを聞くのがいいんじゃないかという風に思います。