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バドミントンのメモ

バドミントンと有限性

バドミントンは起きうることが少ないスポーツです。

もちろん、陸上競技や水泳ほどではないですが、予測可能性は高いほうだと思います。

サービスの場合は、大きく分けてロング、ショート、ドライブの3つで、ストレートとクロスを考慮すると6つです。

コート奥から来るストロークは、カット系、スマッシュ系、クリア系です。これも方向を入れると6つ、ボディへのスマッシュを入れて7です。

緩急や微妙な内訳を入れるともっと増えますが、現実的にはそこまで考慮する必要はないです。相手によって、ドロップ、カットスマッシュを覚えるぐらいです。

上の例はシングルスの想定ですが、ダブルスでも選択肢はそんなに多くないです。

トップアンドバックで後衛が打つストロークはほぼスマッシュ、たまにドロップ系、ごくまれにクリアでしょう。つまり、大体の予測はできます。

他の競技で言うと、サッカーでは味方が11人、相手が11人います。全員にフィードできる場面はないとしても、、考慮すべき状況はバドミントンの限りではないでしょう。

そう考えるとバドミントンの練習は起きうる限定的な状況に対する不確かさを除いていくようなものになると思います。

言い換えればありうる状況に対して、不安要素を除いていきながら精度を上げるという試みです。

なので、バドミントンというスポーツは計画的に、わかりやすい練習がしやすい競技なのではないかと個人的には感じます。