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バドミントンのメモ

上達の本を漁る

動機

 最近、練習の感覚は悪くないのですが、どうにも方向性を見失っている感じがあったので、色々本を見たりしていました。

言葉での説明

 ある本ではイチロー選手、室伏選手、中村俊輔選手の例を挙げて、上達している人は自分の言葉でなぜかを説明できるという話がありました。

 これは有名な話で、イチロー選手は「自分で自分がなぜ打てるか説明できるから、自分は天才ではない」みたいなことをよく言っています。逆に感覚で打っている人がいるらしく、その人を天才と呼んでいたはずです。

 中村俊輔選手は試合のいつ、どこで、何をしたを大体覚えていて、さらにフリーキックについて様々なノートをとっているとのこと。

 経験的には確かにまったく何も考えていない天才的な選手も知っていますが、強い選手の大体は打ち方、コースの選択、メンタルについて大体言葉で説明してくれます。

 自分も試合の勝敗を大体言葉で説明はできるかなぁと思います。

 ただ、動きについては説明はできますが、色々な理論を組み合わせて新しいものを作ったりと、抽象的な思考の道具としては十分に使えていないのかなと思いました。

 まだ主観的なものとしてはあっても、客観的なものではない感じがします。もっと内省する時間を増やせばいいのか、あるいは図解をもうちょっと作るべきなのかなぁと色々考えます。

 どちらにせよ、考える時間が短いんでしょうね。

状況と選択

 能力は状況に依存するというのをみて、確かに試合と練習ではパフォーマンスは変わるし、あるいは相手によってもやりやすい、やりにくいはあるよなぁと。

 そこらへんが考慮されているかというと、まぁやりやすいやり方でやっているよなぁと思います。

 あとは、能力はあってもどの能力をどう使うかを選択できないと、意味がないというのもみてこれもそうだよなぁと感じました。

今後

 練習が若干硬直しているのかなぁというのが感想ですかね。難しい状況を考えたり、色んな能力を組み合わせて新しい課題を作ったりできていないとか。

 そこらへんも含めて、考えて練習するということについて、もう少し考えなければ。

 あんまり特効薬的な教えはなかったですね。当たり前のことをちゃんとするほかないです。